社葬とは

泣いている女性

やりきれない思い

誰もが避けられないものが、「死」。
生きていく限り仕方のないものではありますが、自分にとって大切な方が亡くなった場合、
身近な人が亡くなった時には、やりきれない思いを抱えるものでもあります。
そんな誰かの「死」を悼むために行われるのが葬儀となります。

誰かが亡くなった時に執り行われる葬儀。
どのように行われるのかは、様々な事情によって異なってきます。
故人の生前の意向や家族の考え方、宗教などによっても違ってくるでしょう。
亡くなった方が、生前どのような立場の方だったのかによっても、内容が変わってきます。

「社葬」というのも、そういった「葬儀」のひとつの形です。
社葬とは企業によって取り仕切られ、企業の経費を持って行われる葬儀のことです。
もちろん「葬儀」である以上、亡くなった方を送り出すという意味合いが大きいのはもちろんですが、
社葬となった場合には、それ以上に、企業としての広報活動といった意味合いも強くなります。

これが、広報の一環であると聞くとなかなかぴんとこないかもしれません。
「人が亡くなったというそんな時に、一体何を広報するのだろう?」
と不思議に思われる方もいらっしゃることと思います。
ですが、その会社にかかわる方は、大きな不安を感じるのではないかと想像できます。
そういった不安を抱える方向けに、
「その方が亡くなった以降も、きちんとした体制でもって、会社を取り仕切っていくことができる」
というメッセージを伝えることは重要なことです。
これを伝えるいい機会となるのが社葬の場となります。

大事な意味を持つ葬式

もし、「会社にとって大切な方がなくなって、その後の経営に不安が残る」
といった印象を持たれてしまうと、そのことが、企業へのダメージともなりかねません。
今後の経営のためにも、非常に大事な意味を持つ儀式となるでしょう。

改めて、故人が、会社のために貢献したことに注目を集めることもでき、
こちらの方もまた、会社にとっての広報活動となるでしょう。

このようなことを踏まえると、社葬を行うことになるのは、
社長や会長といったしかるべく役職に就いていた方が亡くなった場合や、
その他、会社に対して、大きな功績のあった方が亡くなった場合となります。
そういった立場に当たる方が亡くなった場合に、葬儀をどのように行うのか。

またご遺族の意志はどのようなものなのかを踏まえて、執り行っていくのか検討する必要があります。
それほど時間があるわけではないので、素早い行動と判断が求められます。

社葬にする場合には、どのような目的を持って行うのかを明確にし、準備を進めましょう。
後継者の元で、新たにスタートしていく会社を、広く印象付ける場ともなります。
万全の体制で事を進めていけるように、しっかりと準備しましょう。