葬式と迷信

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葬儀のマナーと迷信

葬儀にはさまざまなマナーがありますが、中には迷信や縁起が悪いという現代ではあまり信じる人もいないような根拠を元に作られたマナーなどもあります。
そういったマナーを迷信だからと軽んじてしまう人も多いですが、特に年配の方は大事にしている人も多いので、迷信だからいいだろうと考えてマナー違反をしてしまうと、葬儀の場で思わぬ失敗につながってしまい恥をかいてしまいます。
迷信が元になっている事も多いですが、中には日本人として一般的とされているマナーに関わるものも含まれていますから、葬儀におけるマナーはとても重要と言えるでしょう。

では、一体葬儀のマナーにはどのようなものがあり、それらは迷信とどのような関係性を持っているのでしょうか。
まず多くの人が知っているマナーとしては、友引に葬儀をしないようにするというものがあります。
カレンダーなどには友引や大安などが書かれていますが、普段はあまり意識しない人も多いでしょう。

しかし友引に葬儀をすると、死者が寂しがって友達を連れて行ってしまうという迷信があり、縁起が悪いからと友引に葬儀をする事はあまり推奨されていません。
また縁起が悪いというだけでなく、友引の日は営業していない火葬場も多いので葬儀を行う日としては適切とは言えないでしょう。

またマナーというわけではありませんが、妊婦は葬儀に参加しない方が良いと言う人も多くいます。
妊婦が葬儀に参加すると赤ん坊や子供に不幸が起こるという迷信があり、特にご年配の方の中には妊婦が葬儀に参加する事をあまり快く思わない人もいるでしょう。
この迷信は特に根拠があるわけではありませんが、しかし妊婦を気遣うという側面のある迷信だとも言えます。

女性が葬儀に参加した場合、喪主やその関係者ともなればさまざまな準備をするために動かなければいけません。
そうなると妊婦の体に負担をかけてしまうため、それを避けるためにこのような迷信が生まれたのだとされています。

こういったマナーは迷信が根拠である場合も多いですが、それ以外にも喪主や参列者の健康などへの配慮から生まれたものも多くあります。
迷信だからと軽く考えるのではなく、なぜそれが生まれたのかを考えてみると良いでしょう。

日常生活にも関わりがある葬儀のマナー

そして、葬儀に関係しているマナーの中には普段の生活でのマナーなども含まれます。
例えば着物を着る時に左前に合わせて着ると、死者が着る着物の着せ方と同じであるから縁起が悪く、普段の生活ではしないようにするというものがあります。
着物を普段から着る人は多くありませんが、いざ着物を着るとなった時にこういったマナーを知らないと恥をかいてしまいます。

食事などにも葬儀に関係するマナーがあり、箸を使って人から人へ食べ物を渡すのは火葬の後の骨を拾う動作と同じなのでマナー違反とされますし、ご飯などに箸を刺す事も非常識な事であるとされています。
こういったマナーは迷信だから気にしなくていいと考えがちですが、一般常識とされているマナーも多いため無視するとあなた自身が恥をかく結果となるでしょう。