法事での挨拶マナー

お話が苦手でも施主であれば必要なご挨拶

法事では施主、つまり法事を行う主催者が出席される方へご挨拶する場面が多々あります。
通常、こうした場所でお話する内容は、ほぼどの法事でも同じようになりますが、ポイントは、だらだらと長いご挨拶にならない、また短すぎず適切な時間を考えてお話する必要があります。

こうしたことが初めてだと、なかなか礼儀あるご挨拶ができないものですが、形に合わせて置き換えるべき点は置き換えて文章を考えていけばいいので、難しく考えず、しっかり内容を決めてお話すれば問題ありません。
ただ、使ってはいけない言葉やマナーなどもありますので、その点だけ、注意しておきましょう。

法事・回忌とは

法事は故人がお亡くなりになった時点から一定の期間を開けて行う儀式です。
法事はもちろん、お亡くなりになった方を忍び、冥福を祈り、供養の気持ちをもって行います。

故人がお亡くなりになって7日目に行う儀式が初七日です。
この初七日の周期で、四十九日の法要まで行う法要を中陰法要といい、お亡くなりになってから満1年目にあたる期日に一周忌を行い、満2年で三回忌、さらに満6年を迎えると七回忌、最終的に三十三回忌まで行い、弔いが終了し法要が終わるとされます。

ここで知っておきたいこととして、回忌に関しては故人がお亡くなりになってから満年齢より1年引いたものとなっているという点です。
この点がわからない人も多いため、しっかり理解しておきましょう。

施主としてご挨拶が必要となる場面は?

施主として法事をとり仕切る場合、幾度か施主挨拶が必要な場面があります。
法事を開始する際の挨拶、これは始まりの挨拶なのでそれほど長くありませんし、通常、内容は決まっていますのでそれほど困ることはないでしょう。
法事の開始の挨拶をしてからお坊様によって読経が開始されますが、読経を促すためにどのようにしていいか、タイミングに困る場合、僧侶に目で合図し読経を開始してもらってもいいでしょう。

法事の始まりの挨拶は簡単なものでいいのですが、法事の終わりの挨拶は、出席してくれた方々への感謝の気持ち、また無事、法要を終えたこと、さらにこの先にも、様々な面で支援していていただきたいという気持ちを込めて挨拶します。
その後、会食があるようなら最後に、会食会場への移動など告げ、会食が無いようなら、引き出物の準備を行って、失礼の内容に心がけます。

会食がある場合、会食後、挨拶が必要です。
来ていただいたこと、また一緒に食事をしていただいた事などについて、感謝の気持ちを表す文面であれば、問題ありません。

例えば、法事の終わりは、「お忙しい中、○○のためお集まりいただき感謝しております。おかげさまで○○の法要を無事、終えることができました。これから先、また法事に出席いただく機会があると思いますが、これから先も変わらぬご支援を宜しくお願い申し上げます」といったご挨拶でいいでしょう。
気持ちを込めてしっかりお話する事、またうまい言葉が浮かばないという際には、こうした挨拶をどう行えばいいのか、紹介してくれているサイトもありますので、活用するといいでしょう。