お彼岸の過ごし方

彼岸花

お彼岸の過ごし方

故人の葬儀が終わると、全てが終わったと思ってしまいその後の事を気にしない人も多くいます。
葬儀が終われば故人の弔いが終わるのではなく、お彼岸という習慣がある事を忘れてはいけません。
お彼岸は亡くなった故人や先祖の事を偲ぶ期間であり、こういった時期の過ごし方を知らないととても非常識な人だと思われてしまいます。
多くの人はお彼岸になると実家に帰ったりした経験がありますが、中にはそういった経験のない人もいます。
お彼岸の過ごし方は家庭によって多少の違いはありますが、やるべき事というのは共通しています。

まず必ず行われるのがお墓参りです。
故人はもちろん先祖の霊も一緒に供養するために、お墓へ行ってお墓の掃除をしたりお線香を立てたりするなど、さまざまな事をします。
このお墓参りのやり方は各家庭によって違っていて、例えば両親の親族がまとまってお墓参りをする場合もあれば、それぞれの家族が自分たちの予定でお墓参りをする場合などもあります。
どのような予定でお墓参りをするかは各家庭ごとの習慣に左右されるため、まずお彼岸の過ごし方を考える際にはここを確認しておきましょう。

また、この後で親族が集まって故人の思い出話をするなどの過ごし方をする家庭が多く、この際に自分の家に親族が集まる場合は食事などをどうするかも考えておくと良いです。
お彼岸は春と秋の2回行いますが、それぞれお彼岸の時のお供え物としてぼたもちとおはぎを作るため、それをその日のうちに食べてしまえるようにしたり、多くの親族が集まるのであればそれ以外にも出前など多くの人数で食事をするためにどうするかど考えておく必要があります。
ただ、おはぎなどは作らなければいけないという決まりがあるわけではないので、無理に用意する必要はありません。

お彼岸は先祖や故人の霊を供養する事が主な目的となっている行事ですが、同時に親族などで故人の思い出について語る機会でもあります。
きちんと先祖の霊を供養できるようにお墓の掃除やお供え物の準備をしておき、さらに親族などが集まった時に楽しく思い出話ができるように準備をしておきましょう。

お彼岸と子供

お彼岸でお墓参りをする時には多くの親族がお墓参りに訪れますが、その時に小さな子供いる家庭では、子供の世話をどうするかを考えておくも重要です。
小さな子供はひとつの場所にじっとしている事が苦手な子も多く、お墓の掃除などをしている間にはぐれてしまう危険もあります。
託児所などが併設されているお寺などもありますが数は少ないため、例えば子供にも簡単なお墓掃除の手伝いをさせたり、掃除をしている間は車に待機させておくなどなるべく子供とはぐれないように対策をしておくと良いです。

子供にとってお彼岸のお墓参りなどは退屈してしまいがちな行事です。
ですからどうしても自分の意思で動きまわってしまい、はぐれる危険があります。
お寺の中には手を触れてはいけないものもありますし、墓地でしたら周囲に石が多いため転んで大けがをするという可能性もあるでしょう。
そういった事故が起きないようにするために、両親はなるべく子供が自分の目の届く範囲にいるように考えておくべきだと言えます。