お墓・墓石の選び方

お墓

お墓や墓石の手配

身近な家族がお亡くなりになれば、悲しみに暮れる間もなく、遺族にはやらねばならぬことがたくさんあります。
役所の手続き、葬式の手配、遺産や遺品などの処理、そしてお墓や墓石の手配です。
先祖代々の菩提のある方なら、菩提寺に頼み、納骨式を執り行い、石材店に墓石に戒名の追加をお願いすればいいだけですが、菩提の無い方だと、そのゼロから十までを納骨までに揃えなければならないのです。
経済的に余裕のある方なら、左とん平さんがTVCMでもやっている、何から何まで「何々葬儀社に相談していれば」なんて、墓地や墓石までお願いもできるでしょう。
ですが、そうでなくとも葬儀の出費がかさんだ直後だけに、費用もできるだけ抑えたいという方も多いことでしょう。

3種類に分かれている墓地

一般的に墓地は、自治体が運営する公営墓地、寺院が運営する墓地、それに民営の墓地の3種類に分かれます。
バブルは土地高騰は墓地にも例外なく押し寄せ、都心に住む多くの方が住居付近の墓地が高嶺の花となり、一般的な墓地をあきらめて郊外に購入したり、団地型、ロッカー型、屋内型ともいわれる慰霊堂タイプの墓地を購入したりしました。
しかし墓守が子の代となり、折から不景気により、デフレと逆光して全く値引かない高速代や某国営鉄道運賃に、墓参りのための足代がかさみ、段々にお墓参りから遠のいてしまい荒れ果てた姿となった郊外墓地も数多くあることは否めません。
また屋内型にしても、出始め当初は安価なことで人気を集めましたが、屋内だけに管理費が高く、ひところのようなフィーバー人気からは影が薄くなってきています。
十数年続いている土地下落は、全国的にバブル期前の水準になってきましたが、これまで全く下落していなかった都会の墓地の永代使用料も、ここ2,3年下落傾向となっていまおり、今までよりは手に入りやすくなってきました。
そうなるとできれば住まいの近くに墓地を持ちたいですよね。
今回の葬儀でお亡くなりになった故人を納骨するだけでなく、やがては自分も自分の家族もこの墓に入るのですから、子孫末裔に至るまで、いつまでも誰かが墓守してほしいものです。
最近は墓地探しのポータルサイトなどもあるので、そうしたサイトを利用すれば、立地条件の良い墓地の管理費や使用料の相場もわかりますから、おのずと予算に合わせた墓地選びができるというものです。

墓石選び

墓地が決まれば次は墓石の手配なのですが、従来の多くは葬儀社任せあるいは墓地業者が斡旋する石材店を選択肢なく使うというものが大変多くありました。
こちらも墓石選びのポータルサイトや一括見積もりサイトがあるので、それらを利用すれば、容易に石材業者が見つかります。
ただし墓石の石材選びには細心の注意が必要です。
昔なら国産の花崗岩や安山岩がほとんどでしたが、昨今安く隣国支覇物が多く出回っているからです。
輸入物のすべてが悪いとはいいませんが、国産なら100年200年はもつ墓石も僅か数年で、雨を吸っただけで割れたなどの報告もあり、経験の浅い石材業者だと輸入業者あるいは現地業者から納入の際に粗悪を見破れず、そのまま市場に出回ってしまうことも多々あります。
そのため安心できる目利きの石材業者を使う必要があります。
最低でも10年保証、できれば100年保証してくれる業者、それと日本石材協会や全国優良石材店の会などの加盟業者を選べば、多少なりとも、そうしたトラブルが回避できるのではないでしょうか。